足立区の小学校の4年生が、掃除中にふざけていて、友達と言い合いになり腹を殴ってしまったそうです。そして、気を失い重体。
昨日、小学校で話をしてきたことと、全く逆の現象です。
掃除は、適切な指導で自分を高めるために有効な時間であるのに、けが人が出てしまうとは・・・。
こんな事故が起きると、学校は次に何を考えるかと言えば、多くの場合、事故が起きないように管理に走ります。管理されながらの掃除になると、子どもたちは考えて掃除をする前に、怒られないようにするにはどうやって掃除をするのかを考えます。こうなると、楽しさなんてこれぽっちもありません。成長もありません。
こんな事故が起きる前に、積極的生徒指導として、自問掃除を取り入れるべきだと思います。
日本中の学校掃除は、残念ながらほとんどの学校では、マイナス要素の方が多いです。ゼロであれば良い方ではないでしょうか。そうじの指導を適切に行うことは、学校にとっても子どもにとっても、絶対にプラスになるのです。もっと大げさに言うなら、日本が変わります。
指導要領の中に、もっとしっかりと、掃除に関する目標を示すべきです。