インタビュー

なぜ教員をお辞めになって便器職人になろうと思われたのでしょうか?

掃除の世界に入り込んだきっかけは、図書館で「魔法の掃除」という本に出会ったことです。学校で行われている掃除の指導法が書かれた本です。
その日のうちに、わくわくしながら一気に読み通しました。この本を参考に、掃除指導に取り組んだところ、子どもたちはもちろん、私も本当に魔法にかかったのです。掃除の世界の素晴らしさを実感したのです。この世界を、より多くの子どもたちに伝えるには、退職し、掃除の道を歩むしかないと思いました。そんなことを考えているときに、今度は「トイレの法則」とう本に出会い、迷い無く転職を決意し、便器職人を名のることにいたしました。

『掃除への思い』をお聞かせいただけますでしょうか?

“人の役に立ちたい”
自分はこれからどう生きていくのかと思った時に、茂幸雄さんのような生き方をしていきたいと思いました。
茂さんとカタチは違えど、自分の得意なことを活かして世の中に貢献できたら幸せかな?と。
そう考えた際に、自分は『掃除』に向いているのではないかと思い、今、この仕事をしています。
『掃除』というカタチで、皆様のお役に立てたら幸いです。
2013年より、地域貢献として「公立学校便器美化活動」を継続的に行っています。(2015年末で71回)

※茂幸雄(しげ ゆきお)さん

1944年福井県生まれ。福井県三国警察署
(現・坂井西署)勤務時代に東尋坊で自殺防止のパトロールを始め、定年退職後、NPO法人「心に響く文集・編集局」を設立。
自殺しようと同地を訪れた人を思いとどまらせるために…。

影響を受けた書物がございましたら是非。

学校好きになる教育 尾木直樹著
尾木直樹の学級通信 尾木直樹著
魔法の掃除 平田治著
掃除道 鍵山秀三郎著
トイレの法則 星野延幸著
などなど

掃除と通じていたご趣味が沢山あるとお聞き致しましたが。

  • ツーリング・サイクリング
  • 野球観戦 千葉ロッテマリーンズ
  • 河原・海岸の石拾い
  • 写経・仏像拝観
  • ウォーキング(散歩) などなど

『星野式』の特許工法を採用されていますね。『星野式』とはどのようなものなのでしょうか?

便器に付着した水垢は大変頑固で、簡単には落ちません。
そこでよく使われるのが、やすりです。
確かにやすりを使うと簡単に落ちますし、指で触ってもざらざらしていません。
しかし、掃除後しばらくたつと、こすった場所だけに薄く色が付いてきます。
すなわち、肉眼では見えない傷がついて、汚れやすくなるということです。
そこで、やすりではなくポリエステルパッドを使用します。
ポリエステルパッドは、水垢よりも堅く、陶器よりも柔らかいものです。

講演活動もされていらっしゃるようですね。

                      

6年生を対象とした、掃除の話 白井市公立小学校
4年・5年・6年生を対象とした掃除の話 白井市公立小学校、成田市公立小学校、四街道市公立小学校、千葉市公立小学校(予定)
1年・2年生を対象とした、掃除の話 白井市公立小学校、千葉市公立小学校
全校児童を対象とした、掃除の話 富里市公立小学校、白井市公立小学校
5年・6年生を対象とした、気づき掃除の説明 白井市公立小学校、富里市公立小学校
3年生を対象とした、気づき掃除(新幹線そうじ)の説明 佐倉市公立小学校

ボランティア活動にもお力をいれていらっしゃるとお聞き致しましたが。

千葉県木更津市にある『あゆみ会作業所』という所に廃家電を月1回、知り合いから回収して運び込んでいます。
あゆみ作業所では、ペットボトル回収選別とレアメタル選別を主な作業として行っています。
「レアメタル選別の元になる廃家電を集めることが課題である」と朝日新聞で知り、そのお手伝いならば私にもできると考えてボランティアとして回収して運び込んでいます。
お近くにお住まいの方で、廃家電の処理に困っていましたら、あゆみ会作業所【0438-41-7883】か私までご一報下さい。
あと、献血を定期的に行っています。H27.9現在で39回。