トイレの豆知識

便器を削るのはNG!?

汚れが落ちないから便器を削ってしまう方もよくいらっしゃいます。
削るとその時は一見キレイに見えます。
しかし、削った部分が細かい傷になってしまい、一年後にはまた汚れが目立ってしまいます。
そうなってしまうと、もう手遅れでプロの手でも元の状態に戻すことは困難です。
できる限り平らにして、状態を改善させることしかできません。
そうなってしまう前に、ご相談ください。

水垢について

黒ずみの原因の一つはシリカです。
シリカは水道水中の溶解物(重金属)が水分の蒸発によって便器などに付着するものです。
付着原因水質にもよりますが、利用頻度の低いトイレでは便器内の水の流動が少ないため、
比較的付着しやすいようです。
一旦付着した黒ずみはガラスと同様の性質を備え、便器表面のガラス質と同化し通常の清掃方法では除去できません。

尿石発生のメカニズム

尿石の発生メカニズムは次のとおりです。
一般細菌(雑菌)が出すウレアーゼ酵素によって、尿中に含まれる尿素が分解されます。
分解された尿素はアンモニアに変換され、便器内の液性がアルカリ性に偏ります。
この時のアンモニアがトイレの中の悪臭の大半を占めます。
液性がアルカリ性に偏り、phが8.0~8.5を超えると、尿中に溶解していたカルシウムイオン(Ca2+)が難溶性化合物(炭酸カルシウム、燐酸カルシウムなど)になります。
これが尿石といわれるものです。
尿石は多孔質であるため、有機物や一般細菌が蓄積しやすい性質となっています。